2012-01-31

Emacs: BDF fonts no longer supported on MS-Windows.

Emacs 23 からフォントは MeiryoKe_Console を使っている。フォントさえ持っていけば Windows XP でも Linux でも使えるし、等幅だし、何もしなくても「\」がバックスラッシュになるし。フォント・設定は SCM からチェックアウトするだけにしてるので楽チン。

しかし、依然としてエディターでアンチエイリアスフォントを使うのを認めたくない気持ちもある。それまで intlfonts を使っていたし、何とか使えんかなーと暇なときに色々やってたのだが・・・、

** BDF fonts no longer supported on MS-Windows.

がーん、知らんかった。orz

じゃあ info に載っけるなー。:-(

でもまあ考えようによっては未練を断ち切ってくれたとも。Linux では動くのかも知らんけど、OS 間で設定を変える手間は掛けたくない。

さてフォントは結論が出たし、今まで手を掛けれなかったところをボチボチやっていくとする。差し当たりは encoding 周り。まあ殆んど↓からのコピペだけど。

とりあえず今の私に必要なのは下記くらい。

  • sjis ではなく cp932 を使う。
  • メールで機種依存文字(丸数字・ローマ数字など)を見る。

後者は今まで izonmoji-mode を使っていたが、少なくとも Emacs 23 + Gnus では動かんかった。

(when (>= emacs-major-version 23)
  (set-coding-system-priority 'utf-8 'cp932))

(when (and (>= emacs-major-version 23)
	   (require 'cp5022x nil t))
  ;; Gnus
  (eval-after-load "mm-util"
    '(when (coding-system-p 'cp50220)
       (add-to-list 'mm-charset-override-alist '(iso-2022-jp . cp50220))))
  ;; SEMI
  (eval-after-load "mcs-20"
    '(when (coding-system-p 'cp50220)
       (add-to-list 'mime-charset-coding-system-alist
		    '(iso-2022-jp . cp50220))))
  )

職場では Gnus、家では Wanderlust を使っているが、そろそろ Gnus に統一する頃合かも知れん。Wanderlust はメンテナが誰だかよく分からない状態だし、インストールも面倒いし。でも Emacs 歴 = Wanderlust 歴の自分にとって、これは結構な決断だったりする。

2012-01-25

Animes in the 4th quarter of 2011

アニメは IT エンジニアの必須科目です。 ということで簡単なレビューを。特に断りが無い限り、原作は読んでいない(書籍) or やっていない(ゲーム)。

初話の衝撃が凄かった。「何てものが始まったんだ!」とワクワクしながら見てたら、回を追うごとにグングンつまらなくなっていった。もはや終盤は意味が分からん。せっかくのぶっ飛んだ設定が勿体ない。しかしそれを差し引いてもネタとして見る価値がある。「きっと何者にもなれないお前たち」「生存戦略」「早くすり潰さないと」など、覚えておくべきものは多い。

エロがどうとかいうより、もう話が徹底的につまらん。ただ OP 曲は意外と好き。それだけ。

決して面白くはないはずなのに、何故か結構楽しんで見てしまった。内容は余りにバカバカしいが、作り手がそれを分かってなおバカに振っているところが良い。真面目に見るとつまらないので、見る側もバカになる必要がある。

何か凡庸な。見ているとそれなりに楽しめるが、見なくても平気。OP 曲のサビに入るまでが好き。

けいおん!よりはよっぽどこっちが好き。実はのりえの存在がこの作品の要だと思う。特にコーたんに萌えている時のハイテンションが素敵。OP/ED 曲は(作曲とボーカルの人が微妙だが)作品と合っていて良いと思う。

てっきりセイバー・遠坂がメインかと思ったら、やつらは囮(おとり)。予想に反して、そのムサい風貌ゆえに気にもかけていなかったライダーが熱かった。その男気に惚れた。愛すべきキャラ。私的にはこれだけで見る価値があった。

相変わらずの男色 only。ここまで徹底されるとむしろ清々しい。私は社会勉強として見ているが、普通の男子は見る必要なし。念のため、私自身は「杏ちゃん全然可愛いじゃん!」っていうヘテロ系(最近覚えた)だからね。

中二病が治らずそのまま高二になった人が書いたような作品。設定凝りすぎ・登場人物多すぎに加え、説明・描写もそこそこに話が進行していくため、予習・復習なしでついていくのは殆んど不可能。普通に見ると分かりかけてきた頃に終わる。話数を倍にしてゆっくりやれば、独特な世界観でファンを増やせたかも知れないのに。

この手のアニメを見るといつも、よくこれだけの人数のキャラ作りができるもんだ、と関心する。しかし話数を考えると、キャラへの思い入れという点で人数が増えると逆に不利か。内容は、成り上がる過程はそこそこで、成り上がってからはウジウジでつまらんかった。まあ思い入れが無いし、ゲームをやってればまた違ったとは思う。

2012-01-22

Perl can invoke every shebang

Perl で Python スクリプトを実行してみる。

$ cat hello.py
#!/usr/bin/python
print 'Hello Python!'

$ perl hello.py
Hello Python!

何これ!? 何で動くの?

$ cat hello2.py
#!/usr/bin/env python
print 'Hello Python!'

$ perl hello2.py
Hello Python!
$ cat hello.sh
#!/bin/bash
echo Hello Bash!

$ perl hello.sh
Hello Bash!

どうやら Perl は shebang 行を理解して良きに計らってくれるらしい。今まで Perl 使ってて全く気付かなかった。何て気の利く子!

ということは、ファイル形式が分からないときは Perl で起動するのが一番確実ということか。となると次は当然「バイナリファイルも!」と期待は膨らむが、残念ながら ELF 形式は起動できなかった。

何でこんなことに気付いたかというと、昔書いた Makefile 中に「perl foo.py」とかいうのを見つけたから。いっそエラーになってくれれば恥ずかしい思いをせずに済んだのに・・・。